5月17日(金)・18日(土)「永代経法要」を開催

このたび、信行寺では「永代経法要」を営みます。

法要では、皆様とお経をとなえた後、尾角光美(てるみ)さんより講演をしていただきます。

尾角光美さんは、「大切な人を死別で失った方のサポート」や、「子どもの自殺予防教育」などに取り組まれています。

尾角さんは、19歳の時にご自身の母を自殺で亡くされ、その後、多くの方に支えられたことが原点となり、こうした活動をおこなわれているそうです。

尾角さんのお話を伺うと、亡くなった方に対する思いや、自分自身が抱える違和感などが優しくときほぐされ、自分を大切にして生きていこうという気持ちになることがあります。

・大切な人を亡くした経験がある方。
・生きづらさを感じる方。
・身近に若いお子様がおられる方。
・小・中・高・大学生の方など。

こうした方をはじめとした、多くの方にお聞きいただきたい講演です。

法要では、お抹茶とお菓子も用意しております。

心安らぐ一日を、お寺でお過ごしいただければ幸いです。

どなた様でも、どうぞお参りくださいませ。

◉日時

令和6年(2024年)
5月17日(金)昼座
5月18日(土)昼座

時間:午後1時30分より午後3時頃まで

◉内容

・読経
・尾角光美さんによる講演
・茶話会

◉講師

尾角光美さん(一般社団法人リヴオン 代表理事)

19歳で母を亡くす。あしなが育英会で病気、災害、自殺、テロ等による遺児たちのケアに携わる。2006年自殺対策基本法制定以後、全国の自治体、学校などから講演、研修の講師として呼ばれ、グリーフケア、自殺予防に関して伝え広める。2009年「グリーフケアが当たり前にある社会」の実現を目指してリヴオンを立ち上げる。大阪府や京都府の自殺対策推進協議会等のメンバーとしても、自死遺族支援のリーフレット作成や条例の制定に関わる。石川県小松市勝光寺における「グリーフサポート連続講座」が認められ、寺院とNPOの協働を表彰する浄土宗第5回「共生・地域文化大賞」にて「共生優秀賞」受賞。日本財団国際フェローシップのフェロー5期生に選ばれ、英国に留学、2018年ヨーク大学大学院国際比較社会政策修士号取得。現在、英国バース大学にて博士課程に在籍し、ヤングアダルト期の死別経験について研究中。

単著『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版)

共著『自殺をケアするということ』(ミネルヴァ書房)。

◉寺子屋ラジオ

永代経法要に先立ち、尾角光美さんをゲストにお呼びしてお話を伺いました。どうぞご覧ください。

▼寺子屋ラジオ 前編

▼寺子屋ラジオ 後編

◉開催場所/主催

・信行寺(浄土真宗本願寺派)

福岡県糟屋郡宇美町宇美1丁目2-1
TEL:092-932-0465

※駐車場20台程度(当日は、信行寺斜め前にある駐車場に駐車ください)
※JR宇美駅から徒歩約7分

◉持ち物

・お経本(貸出もあります)
・お念珠(数珠)

◉参加懇志

一家二千円~五千円程度のお気持ちで、御仏前をお包みください。安定的な法要の開催に、ご協力いただけますと幸いです。