ありのままでいられるのはなぜ?【仏教ひとくち法話】

【今日の問い】
あなたがありのままでいられるのはなぜですか?

▼動画でもご覧いただけます

(この記事は「ヘルシーテンプル@オンライン」にてお話した内容です)

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皆様、おはようございます。本日は、ウェルビーイングダイアローグカード(幸せを育む対話カード)のダイアの1番の質問について、ヘルシーテンプルにご参加の皆様と考えてみたいと思います。

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ありのままという言葉は、少し抽象的な言葉ですね。まずは、ありのままという言葉について確認してみましょう。ありのままの類語を確認してみると、

・飾らない
・背伸びをしない
・普段通りの
・自然体の
・自分らしい
・本来の姿
・無理をしない

このような意味があるそうです。

類語を確認すると、ありのままとはどういうことかの理解が深まりますね。
飾らない自分、背伸びをしない普段通りで自然体の自分。言葉から考えると、このような状態が、本来の自分らしい姿であり、ありのままにいられている状態なのかなと思われます。

さて、改めて今日の問いについて、ご一緒に考えてみたいと思います。

あなたがありのままでいられるのはなぜですか?

どこかの特定の場所や時間には、ありのままな自分でいられることもあるかもしれません。自分の家が落ち着くとか、湯船に一人でゆっくりと浸っている時間や、ベッドでゴロゴロとしている時間もいいですよね。

我々、一日の間、どのくらいの時間をありのままの状態でいられているのでしょうか。

ありのままでいられる理由は、他にも例えば、

・分かってくれるひとがいる
・自分は自分でいいと思える
・他人と比較をしない
・還る場所がある

などもありそうですよね。

分かってくれる人がいるからこそ、自分は自分でいいと思えるし、他人と比較をしなくてもすむこともあります。理解してくれる方、共感してくれる方の存在は大きいですね。

還る場所とは、自分らしくいられる場所といっても良いでしょう。ずっと肩ひじ張って、他人行儀でいなくてはいけないのもきついものです。家にも通じますが、還る場所とは、素の自分でいられて落ち着けるところですね。心の依りどころといってもよいでしょう。

手前味噌になりますけれども、お寺にはこうした雰囲気があるように思います。仏様がいて、見護ってくださっている。仏様の前では、皆が平等です。

つらい時にはつらいねと思ってくださる、悲しい時には悲しいねと寄り添ってくださる。仏様は何でもお見通しです。仏様の前では、着飾る必要も、背伸びする必要もありません。あなたはあなたのままでいいですよと、優しく語りかけてくださいます。

また、そうした空気感が好きな方が集まっておられるので、人が集まった時の場の雰囲気も温かいです。

ある方が、お寺にお参りすると、素の自分でいられると語っておられました。

仕事をしていると、段々と本来の自分とかけはなれていく感覚があるそうです。社会で生きていると、人間関係でうまくいかなかったり、成長目標やノルマに背伸びをしたり、やりたくないこともしなくてはいけないことなどありますよね。

そうしていつの間にか、お腹の中に釈然としないを思いを抱えてしまっていたり、知らぬ間に重荷を背負っていたり、時には疎外感を感じたりもします。

それが、お寺にお参りすると、一旦にニュートラルになって、本来の自分に戻れるとおっしゃっていました。仏様がおられるお寺という場には、そのようなありのままの自分でいられる要素がありそうです。

この全国版のヘルシーテンプルも、お寺が関わっていますから、自然とお寺の空気感や、仏教の世界観は備わっているのでしょうね。ここに集まっている方も、互いに尊重しながら、とても温もりのある関係性が築けているように思います。お一人お一人の気遣いが、とても温かくて、つながりを感じます。そうした安心できる場があると、ありのままでいられるように思います。

改めて今日の問いは、

【今日の質問】
あなたがありのままでいられるのはなぜですか?

でした。そして、それに対する私なりの答えは、

【今日の言葉】
分かってくれるひとがいると、自分は自分でいいと思える。

です。分かってくれるひととは、仏様も含めてですね。

改めて、あなたがありのままでいられるのはなぜですか?
どのような時に、飾らない本来の自分でいられるでしょうか?

是非、考えていただく機会にしていただければ幸いです。

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最後までご覧いただきありがとうございます。

合掌
福岡県糟屋郡宇美町 信行寺(浄土真宗本願寺派)
神崎修生

▼ウェルビーイングダイアローグカード(幸せを育む対話カード)

https://www.well-being-dialogue-card.com/
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