【仏教ひとくち法話】大切にしている言葉や価値観は何ですか?

あなたが大切にしている言葉や価値観は何ですか?

今回は、この問いについて考えてみたいと思います。

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なぜこんな問いをあげたかというと、現在新型コロナウイルスによって、時代は大きく変化しました。これまで当たり前であったことが当たり前ではなくなることを、日々我々は目の当たりにしています。

諸々のことがらは移り変わっていく。

この言葉は、諸行無常といい、お釈迦様がなくなられる直前に語られた言葉です。

世の中は移り変わっていく、常識や価値観もまた移り変わっていく。私自身も移り変わっていく。

諸行無常であることを感じる中で、何を大切にし、何を柱とし、我々は生きていくと良いのでしょうか。

またお釈迦様は、亡くなる前に、このようにも語られています。

自らを島として、自らをたよりとして、他人をたよりとせず、法(教え)を島とし、法をよりどころとして、他のものをよりどころとしない

自らを島とするとは、自らを大切にし、自らを柱とし、自らの人生を自らが主人公になって生きていくということともいえます。

この人生を生きているのは、自分自身であり、他人は代わることはできません。また、人の人生を私が代わってあげることもできません。

この人生を生きていく上で、大切にすべきものはまず自分である。

当たり前のようですが、しかし我々は、自分の人生を自分で生きていない時があります。

我々は、起きた出来事を他責にしてしまうことがあります。あの人のせい、周りのせい、環境のせい、、、。色々なことを、人のせい、まわりのせい、状況のせいにしてしまいがちです。

自分以外のせいにしている時に、我々は自分の人生を自分で生きていません。人に任せてしまっている。

自分でどうしようもないことは、任せるしかありませんが、自分が何とかできそうなことは自分でやってみる。自分の人生を良い方向にしようと努力してみる。そのことが大切なことではないでしょうか。

自分の人生は、誰が良くしていくかというと、それは自分自身ですね。自分の人生を自分で引き受けて自分で生きていこうしてみる。

しかし、自分を大切にするばかりでは、自分が良ければ良いという考え方にもなってしまいます。独りよがりであったり、欲まかせにもなってしまう。

そこで法(教え)が大切ですよということがここで言われています。自分も大切にしつつ、教えも大切にする。

そこで、今回の問いに戻ります。

あなたが大切にしている言葉や価値観は何でしょうか?

どんな言葉や誰の言葉が、あなたを励まし、勇気づけてくれますか?

あなたなりの答えを探してみていただけると幸いです。

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最後までご覧いただきありがとうございます。

合掌
福岡県糟屋郡宇美町 信行寺(浄土真宗本願寺派)
神崎修生
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