悩む自分を責めないで。あなたはあなたでいい。

こんにちは。僧侶の神崎修生です。

今日は、「悩む自分を責めないで。あなたはあなたでいい」というテーマでお話していきます。

宜しければ、最後までお付き合いください。

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https://youtu.be/VB7HaePF5W0

 

悩みはなくならないが楽にはなる

まず、悩みはなくなるかということに関してですが、結論からいうと、悩みは完全にはなくなることはありません。

悩みをどうにかしたいという人からすると、身も蓋もないことを最初に言ってしまっていますが、これも事実でもあります。

しかし、悩みは完全にはなくならないけれど、悩みの構造を全く理解していない時よりも、構造を理解し、自分や他人の感情を客観視することによって、随分と楽にはなります。

・悩みは完全にはなくならない

・悩みの構造を理解することで、随分と楽になる

それでは、悩みの構造と対処方法について、もう少し考えてみたいと思います。

 

悩みはなくならないことを理解する

まずは悩みはなくならないことについて、見ていきます。さて、なぜ悩みはなくならないのでしょうか。

それはなぜかというと、詰まるところ、我々は身体を持っていて、自分中心の欲求を手離すことが難しいからです。

例えば、喉が渇いたら、飲み物が欲しくなりますし、お腹が減ると、食べ物が欲しくなります。喉が渇いたのに飲み物が飲めない、お腹が減ったのにご飯が食べれないという状況が数時間でも続くと、人はイライラしますし、

これは、身体を持って生きている限り、どうしようもない、離れようのない執着です。生存欲求がないと、人は生きられないですから、我々は他のいのちをいただき、生きていかざるをえません。


・悩みがなぜなくならないかは、身体があるから。

・身体があると、喉の渇きなどの根本的な欲求から離れられない。

そして、人は、意識的にか無意識的には、自分の思い通りにしたいと期待し、望み、思い通りにならない時に怒ったり、悲しんだり、悩んだりします。

・人は、意識的にか無意識的にか、自分の思い通りにしたいと常に思っている。

・思い通りにならない時に、怒りや悲しみ、悩みなどの負の感情がおこる。


まずは、こうした悩みの感情がおこる構造を理解することも大切です。

 

人は悩むもの

そして、悩むことは珍しいことではありません。多かれ少なかれ、皆悩んでいます。

私は僧侶なので、色々な相談の中で、人の本音や深い話を伺うことがよくあります。一見、悩みがなさそうな方も、実は深い悩みを抱えていたりします。

お経の一説に、このような言葉があります。

・お金があればあることに悩み、なければないことに悩む

お金がない人からすれば、お金がある人は、お金に関する悩みがなくていいよねとうらやましく思うこともあるでしょう。

しかし、実際には、お金があればあるで、失ったらどうしようとか、そのお金をめぐって親族が争ったりとか、悩みはあるわけです。言いたかったことは、人は悩むものだということです。


・人は悩むもの

これは、あなたが悩むことは普通のことですよと言いたいのではありません。そんなこと言われたら、私の悩みの何がわかるのかと腹立たしい思いになりますよね。

 

悩む自分を責めないで

そうではなくて、ここで伝えたいメッセージは、「悩む自分を責めないで」ということと、「あなたはあなたでいい」ということです。


「自分だけ悩んでいて嫌だ」、「私はだめな人間だ」というように、悩む自分を責めている方もいます。その方に、責めなくても良いんですよとお伝えしたかったのです。

悩みを抱えるということだけで、人は大変です。世の中がどんよりと暗く見えますし、自然とため息も出てきます。

ですから、それ以上、自分を責めなくていいんです。あなたはあなたでいいんです。

悩んでいる時は、自分が悪かったのかなあとか、自分を責めてしまったり、人と比較して、自分はだめだとか、自分のことをさらに傷付けてしまいがちです。ですから、

・悩む自分を責めないで

・あなたはあなたでいい

そのことをメッセージとしてお伝えして、今日は終わりとさせていただきます。

 

まとめ

今日は、


・悩みはなくならないが楽にはなる

・悩みはなくならないことを理解する

・人は悩むもの


ということについてお話してきました。そして、


・悩む自分を責めないで

・あなたはあなたでいい


ということを、メッセージとしてお伝えしました。

今後も、悩みについて、ご一緒に考えていきたいと思います。

最後まで、お読みいただき、ありがとうございます。

合掌


浄土真宗本願寺派 教證山信行寺

神崎修生

 

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