ワクワクする花祭り。花祭りの普及に取り組む3名のお坊さんを紹介!

皆さん、こんにちは。僧侶の神崎修生です。

私は、福岡県糟屋郡にある信行寺(浄土真宗本願寺派)の副住職をつとめています。

前回は、花祭りとはどういうものかなど、花祭りの内容について紹介をさせていだきました。

花祭りとは灌仏会(かんぶつえ)とも言われ、4月8日をお釈迦様の誕生日としてお祝いする催しのことです。

お釈迦様の誕生の像を、お花で飾り付けた花御堂(はなみどう)の中に安置し、像に甘茶をかけお祝いします。


今回は、花祭りのことをもっと知ってもらおうと、花祭りの普及に取り組む3名のお坊さんを紹介させていただきます。

(掲載にはご本人の許可をいただいております)

▼音声でもお聞きいただけます

そして、花祭りに参加する方法も、一緒に紹介させていただきます。


では、さっそくまいりましょう。


目次

  1. 4月8日はカレーを食べよう(吉田武士さん)
  2. 街頭でのPR活動(中村建岳さん)
  3. バズった花祭り(松崎智海さん)
  4. 花祭りに参加する方法

4月8日はカレーを食べよう(吉田武士さん)

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お釈迦様の誕生日である4月8日は、カレーを食べようと発信されているのは、カレー坊主の吉田武士さん。

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花祭りをもっと親しんでもらうために、カレーを食べ物のシンボルとして定めたらいいのではないかと、「4月8日はカレーを食べよう」と呼びかけておられます。

催しものに飲食はつきもの。

カレーの香りや味はインパクトがあって、誰しもが食べたことがあり思い浮かびますし、花祭りとカレーを紐づけることで、難しく語らずとも、カレーを食べる時には、仏教やお釈迦様のことが思い浮かんだり、4月になったらカレーを食べたいと思ったり。

しかも、花祭りに参加しなくても、家でもお店でも、カレーを食べることを通して、お釈迦様の誕生をお祝いできるのもいいですよね。

仏教もカレーもインドという共通点があり、こうした素敵で優しく、キャッチ―な切り口での取り組みが、武士さんの個性が溢れていて素晴らしいです。


ちまみに、カレー坊主で活動されている武士さんのツイッターは、笑顔でカレーを食べる武士さんの様子がたくさん拝見できます。

見るだけで癒されるし、幸せな気持ちになれるんですよね。宜しければ、是非のぞいてみてください。

 


仏教とカレー好きが高じて、仏教カレー協会まで立ち上げたところも面白いです。

https://www.buddhacurry.org/

街頭でのPR活動(中村建岳さん)

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愛知県にある臨済宗妙心寺派 永正寺のお坊さん 中村建岳さんは、花祭りを普及させようと、毎年4月に複数名のお坊さんと共に、名古屋の街頭でのPR活動をおこなわれています。

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「4月8日は、四苦八苦を癒すお釈迦様の誕生日」と題して、街中でガーベラなどの癒されるものを配布するなどして、花祭りの普及につとめてこられました。

近年では、カレー坊主の吉田さんと同様に、花祭りに食べ物もかけ合わせて、打ち出しておられます。


中村さんの場合は、「仏のケーキ」、「ほっと癒される」ということで、「花祭りには、ホットケーキを」と、全国のお寺に呼び掛けておられます。

ちなみに、私も中村さんの活動を伺って、お寺での花祭りにホットケーキをお出しするようにしています。これが合うんですよ!


最近では、Youtubeで法話などを頻繁に更新されていますので、こちらもチェックしてみてください。

https://www.youtube.com/channel/UCXp34MFsrViBXt7X_-UdcjA

バズった花祭り(松崎智海さん)

無題

最後にご紹介したいのは、福岡県にある浄土真宗本願寺派 永明寺のお坊さんである松崎智海さん。

智海さんは、コロナ禍で花祭りに参拝できない方も多くおられるかもしれないということで、ツイッターでのリツイート分、住職が代わりにお釈迦様に甘茶をおかけしますと呼びかけられました。


すると、4月8日正午までという期間限定でのリツイートカウントにも関わらず、結果、3万2551ものリツイートが集まりました。

あまりの数に、一日では甘茶かけが終わらずに、二日にまたぐほどでしたが、甘茶を注ぐ様子はYoutubeでライブ配信をされ、多くの方がご覧になっていました。


私もライブで拝見させていただいたのですが、甘茶をかけながら智海さんが仏教の話をされたりして、それがとても素晴らしかったです。

同じ僧侶として、こういう仏教と生活との接続の仕方があるのだなあと、とても勉強になりました。


そんな永明寺さまでは、ご法事や法要などのお寺の通常の活動はもちろんのこと、おてらマルシェやベトナム法要などをはじめ、様々な角度から仏教をお伝えする取り組みを精力的におこなわれています。

今後の永明寺さま、松崎智海さんの活動にも、是非注目なさってみてください。

 

花祭りに参加する方法

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最後に、花祭りに参加する方法について、ご紹介いたします。

結論からいうと、お寺によって開催日時や、対応が違いますので、調べていくことをおすすめします。


「花祭り 地名」などで、インターネットで検索していただくと、参加可能なお寺の情報が出ている場合があります。

また、お近くのお寺のHPや、門前の掲示板などをご覧いただくと、花祭りの情報が出ている場合もあります。


情報が公開されていない場合も、電話で問い合わせると教えていただける場合もあります。

どなたでも参加できる場合もありますし、内々の催しとしておこなわれているお寺もあるかと思います。

そのあたりのことは、お寺さんに伺ってみてください。

基本的には、情報公開されているところのほうが、色々な方が参拝されることを想定をされているかと思いますので、まずはお近くのお寺で花祭りが参加可能かどうかをインターネットなどで調べるのがよいかもしれません。


花祭りに参加といっても、お釈迦様のお像に甘茶をかけて、お寺にお参りするくらいの緩やかな催しの場合が多いかと思いますので、気持ち的には構えずに、気軽にご参拝なさってみてください。

ちなみに、当方の福岡県糟屋郡の信行寺でも、花祭りは毎年、お寺の境内にておこなっておりますので、時間が限られていますが、宜しい方はご参拝ください。

▼情報は「オンライン寺院 信行寺」にて発信します

https://online-temple.net/

是非、4月の花祭りには、お寺に参拝して、甘茶をかけてお釈迦様の誕生をお祝いされてみてはいかがでしょうか。


今回は、花祭りの普及に取り組む、吉田武士さん、中村建岳さん、松崎智海さんの活動と、花祭りの参加方法について紹介させていただきました。


いかがだったでしょうか?


更新情報は各種SNSにて配信しておりますので、宜しければ是非、フォローいただけますと幸いです。

合掌

浄土真宗本願寺派 教證山信行寺
神崎修生

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